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SUMIF関数の使い方

SUMIF関数の使い方 Excel

SUMIF関数をご存知でしょうか?

経理部でデータの集計作業をしているときに、特定の条件にマッチするものだけを合計したいときってありますよね。

例えば、売上と得意先が並んだデータから、特定の地域の得意先に売り上げた金額を知りたい時です。

そのような場合に役立つのがSUMIF関数です。

筆者は経理歴10年を超えていますが、エクセルのSUMIF関数は実務で頻繁に使用します。

説明の具体例も経理実務を想定して記載していますので、ぜひ参考にしてください。

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SUMIF関数の構成

SUMIF関数は次の数式の構成となっています。

=SUMIF(範囲, 検索条件, 合計範囲)

範囲には、条件として抽出したいものが含まれている列を指定します。

検索条件には、抽出条件を入力します。

合計範囲には、その条件に適合した場合に合計したい数値がある列を指定します。

SUMIF関数の具体例

以下のようなデータがあるとします。

SUMIF関数の使い方

ここから各住所への売り上げた金額を集計する場合は、このような数式を組みます。

SUMIF関数の使い方

G3セルの場合だと数式は以下のようになっています。

=SUMIF($C$3:$C$17,F3,$D$3:$D$17)

範囲にはC3からC17を指定していますので、住所を指定しています。

次に検索条件ですが、抽出したい条件である都市名を参照しますので、F3と入力しています。

最後に合計範囲は、金額であるD3からD17までを指定しています。

以上がSUMIF関数の使い方です。

まとめ

SUMIF関数を使えば、特定の条件に合致する金額の合計が分かります。

今回の例では場所を条件に使いましたが、経費の内容別に分析したり、売上の得意先別の分析に使用出来たりと使い道はたくさんあります。

また、条件を複数持たせることが出来るSUMIFS関数というものもございます。

SUMIFS関数についてはこちらです。

この関数をマスターして業務効率アップを目指しましょう。

エクセルをきっちり学びたい方はこちらの本もご覧ください。

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