これから経理で働く皆さんにとって、まず最初に経理業務を理解するのに役立つ参考書を3つご紹介します。
私は経理歴10年目になりますが、未だに時々見返す内容もあります。
会計を勉強したい人というよりは、経理業務を実際に行う人向けに選んでおりますので、ぜひご参考にしてください。
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会計のことが面白いほどわかる本
まず経理初心者におすすめの参考書の1つ目は「会計のことが面白いほどわかる本」です。
私も経理部1年目の時に読みましたが、まず経理で行う業務の全体像を理解するのに役立ちます。
- 会計って何?
- 仕訳はどうやって記帳するの?
- 財務諸表ってどういうもの?
このような基本的な悩みに答えてくれる本です。
「会計の基本の基本編」と「会計基準の理解編」があります。
経理初心者の方にとっては「会計の基本の基本編」のみでも十分役立ちますが、将来を見越してどちらも読むことをおすすめします。
引きやすい! 必ず見つかる! 勘定科目と仕訳の事典
続いての経理初心者におすすめの参考書は「引きやすい! 必ず見つかる! 勘定科目と仕訳の事典」です。
- こういう取引の時にどんな仕訳を計上すればいいの?
- この場合、何の勘定科目を使えばいいの?
- 仕訳の金額はどうやって計算するの?
こういう悩みに答えてくれる参考書となります。そのため、実務の時に役立ちます。
マイナーな取引の場合、ネットで調べても仕訳例が出てこないときは良くありますからね。そんな時にさっと確認できると便利です。
参考書というよりも辞書的な役割になりますが、この内容が頭に入れば経理初心者を卒業できます。
図解&設例 連結会計の基本と実務がわかる本
経理初心者におすすめの参考書の3つ目は「図解&設例 連結会計の基本と実務がわかる本」です。
文字通り連結会計について説明している本となります。
- 連結決算ってどうやってやっているんだろう?
- 連結消去ってなに?
- 子会社にいても何かやらないといけないの?
このような悩みを解決してくれます。
社内異動とかの場合、いきなり連結決算から担当するという場合もありますので、そんな時はこの本が分かりやすくて便利です。
また、親会社の経理部に所属していて連結決算を実際に行っている場合はもちろんですが、子会社の経理部で、親会社に情報を提供する側にいたとしても、連結会計を知っているかどうかで業務の理解度が変わります。
この本は概要だけ知りたい方にとっても、実務が知りたい方にとってもちょうどいいバランスで記載されておりますので、おすすめとなります。
まとめ
以上が私が経理初心者におすすめの3つの参考書です。
- 会計のことが面白いほどわかる本
- 引きやすい! 必ず見つかる! 勘定科目と仕訳の事典
- 図解&設例 連結会計の基本と実務がわかる本
経理業務の全体像を理解し、単体決算と連結決算の両方の概要を理解していくことで、あなたの経理能力も上がっていくことは間違いありません。
是非購入してみてください。