SaaS業界への転職を考えている方や、すでに入社して働いている方で、SaaS業界の仕組みやビジネスモデルを知りたいという方に向けて、おすすめの本をご紹介します。
ここでおすすめしている本を読めば、一通りSaaS業界のことは理解できると思いますので、参考にしてください。
私自身もSaaS業界に勤めていますが、実際にどの本も役立ったものばかりです。
(本ページはプロモーションが含まれています)
THE MODEL
1つ目は「THE MODEL」です。
こちらはクラウド、SaaSの黎明期に日米のオラクル、セールスフォース・ドットコムで成長の現場に立ち会いマルケト日本法人を立ち上げた著者が書いた本となっております。
マーケティング・インサイドセールス・営業・カスタマーサクセスの4つの繋がりが記載されており、SaaSでの収益を得て、それを維持していく仕組みが説明されています。
お客様との接点から、各組織の役割、分業体制など様々な視点から書かれていますので、SaaS業界への入門書として十分な内容となっています。
カスタマーサクセスとは何か
2つ目は「カスタマーサクセスとは何か」です。
いわゆる赤本と呼ばれている本になります。
SaaS業界の特徴としてカスタマーサクセスという役割が組織の中に必須となるのですが、カスタマーサクセスが行うべきことが書かれています。
カスタマーサクセスの入門書となっていますので、よりカスタマーサクセスへの理解を深めたい方にはおすすめです。
カスタマーサクセス
3つ目は「カスタマーサクセス」です。
2つ目の「カスタマーサクセスとは何か」が入門書とするなら、こちらは実務を想定した内容が多くなっています。
限られたリソースの中、どの顧客に優先順位をつけて対応すべきかや、カスタマーサクセスという組織を強くしていくにはどうすればよいかと言った点が記載されています。
カスタマーサクセス部門のマネージャー的な視点を持ちたい方にはおすすめです。
サブスクリプションシフト
4つ目は「サブスクリプションシフト」です。
こちらはチームスピリットの創業者が書いた本となっています。
チームスピリットでの具体例を交えながら、SaaSビジネスについて説明されています。
SaaS/サブスクリプションを導入し企業を変革しようとする方、新しいビジネスモデルで自社を大きく飛躍させようという方におすすめです。
こちらは経営者やマネージャーの考え方を学べる内容となっています。
チームスピリットの宣伝も本の中にはそれなりにありますが、具体例で説明しているのでわかりやすさもその分あります。
まとめ
SaaS業界のおすすめの本をご紹介しました。
1つ目の「THE MODEL」は必須の本だと思います。
また、マネージャークラスで働く方にとっては、各組織の役割や組織間のつながりを理解するためにもご紹介したものはすべて必須の本と思います。
これの本を読んだうえで、さらに深く理解したい分野の本を読んでいくといいのではないでしょうか。