令和4年1月1日から施行される電子帳簿保存法ですが、その準備としてはシステムで対応するのは一番簡単です。
そこでこの記事では電子帳簿保存法に対応しているシステムの中でも、特に使いやすいシステムを7つご紹介します。
自社の業務フローの変更に悩んでいる方は、この記事で紹介しているシステムに乗り換えてしまうというのも1つの手ですので、参考にしてください。
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システムの分類
まず、電子帳簿保存法への対応に必要なシステムは、会計システムと経費精算システムです。
この2つを対応させない場合、別途文書管理専用のシステムを設ける必要があります。
そこで、この記事では会計システムと経費精算システムを入れ替える前提で、3つのカテゴリーに分けて紹介します。
- 会計システムと経費精算システムが一体型
- 会計システム
- 経費精算システム
会計システムと経費精算システムが一体型
電子帳簿保存法に対応しているおすすめの会計システムと経費精算システムが一体となっているシステムは次の3つです。
- freee
- マネーフォワード
- OBIC7
freee
freeeは従来の仕訳形式から取引という新しい概念で帳簿を作成していくシステムになります。
銀行口座の自動連係やクレジットカードの自動連係機能があり、経理業務の業務効率化に大きく貢献するシステムです。
マネーフォワード
マネーフォワードはfreeeと同じく銀行口座やクレジットカードの連携機能はあるものの、従来の仕訳形式の色合いが残っているシステムです。
仕訳で記帳していきたい方にはfreeeよりもマネーフォワードのほうが使いやすいでしょう。
OBIC7
OBIC7は従来通りの会計システムです。
中規模の会社では導入社数がとても多く、安心感のあるシステムとなっています。
経理経験の長い方にとっては扱いやすいシステムでしょう。
また、国内初となるERPでのJIMA認証を取得しており、電子帳簿保存法の先駆けの会社とも言えます。
会計システム
次に、 電子帳簿保存法に対応しているおすすめの会計システムです。
こちらは下記の2つがおすすめです。
- 勘定奉行
- 弥生会計
勘定奉行
勘定奉行はIPOを目指す企業の約7割が使用しているシステムです。
内部統制や監査対応なども見据えた、上場企業に求められる機能が備わったシステムとなっています。
弥生会計
弥生会計は中小企業に人気の会計システムです。
低価格であり、必要最小限の機能が備わったシステムとなっており、コストを抑えたい会社に向いているシステムです。
経費精算システム
最後に電子帳簿保存法に対応しているおすすめの経費精算システムです。
下記の2つがおすすめです。
- Concur Expense
- 楽楽精算
Concur Expense
Concur Expenseは7年連続国内売上№1を取っている経費精算システムです。
交通系のICカードや法人カードとも連携しているので、比較的規模の大きい会社向けとなっています。
楽楽精算
楽楽精算は導入社数が国内№1で、100万人以上が利用しているシステムです。
低価格であり、各社の仕様に合わせやすい柔軟性があるシステムです。
まとめ
電子帳簿保存法に対応しているシステムのおすすめをご紹介しました。
電子帳簿保存法に対応しているだけでなく、使い勝手ももちろんいいシステムですので、各社の規模や状況に合わせて柔軟に組み合わせて検討してください。